クロスナ層(読み)くろすなそう

世界大百科事典(旧版)内のクロスナ層の言及

【砂丘】より

…完新世に形成された海岸砂丘は日本の多くの砂浜海岸に分布し,その形成期は2期に分けられている。おもに縄文前期から後期にかけて(6500~3000年前)形成された旧砂丘と,古墳期以後(1800年前以降)に形成された新砂丘がそれで,この間には,千数百年にわたる植生で砂丘が覆われ,クロスナ層とよばれる厚さ数十cmの土壌層が生成された時期がはさまる。この土壌層からは多くの縄文~弥生土器片など文化遺物が見いだされ,人間活動の舞台になっていたことがうかがえる。…

※「クロスナ層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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