クロヒメカンアオイ(読み)くろひめかんあおい

世界大百科事典(旧版)内のクロヒメカンアオイの言及

【カンアオイ(寒葵)】より

…分布域が広く多形的であるが,分布の周辺域にいくつかの種が分化している。中部地方から北のブナ帯に分布するミヤマカンアオイH.fauriei F.Maek.,日本海側の富山県に分布するクロヒメカンアオイ,山形県,新潟県,長野県北部のコシノカンアオイH.megacalyx F.Maek.,太平洋側の箱根から伊豆に分布するオトメアオイH.savatieri F.Maek.などが近縁分化種である。 中国ではカンアオイ属の数種を,サイシン類と同様に薬用にするが,薬効は劣るとされている。…

※「クロヒメカンアオイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android