グレゲリーア(読み)ぐれげりーあ

世界大百科事典(旧版)内のグレゲリーアの言及

【ゴメス・デ・ラ・セルナ】より

…1936年の内乱勃発により,ブエノス・アイレスへ渡り,その地で没した。若いときから嘱望されていた文学的才能は,生涯に100冊近く発表されることになる小説,随筆,伝記など多方面においていかんなく発揮されたが,最大の功績は〈グレゲリーアgreguería〉という特異な短文の表現形式の創造である。〈夜が打つ脈搏はかるコオロギや〉などに見られる鋭い自然観察眼は,日本の俳人のそれを思わせるが,彼自身の定義によれば〈諧謔(かいぎやく)と隠喩の総合〉の所産なのである。…

※「グレゲリーア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android