世界大百科事典(旧版)内のグロッシュラーの言及
【ガーネット】より
…スペサルティンspessartineは橙色系の色であるが,透明度の良いものが宝石用となる。グロッシュラーgrossularは最も変化に富み,透明種と半透明種とに分かれる。透明種のうち,ヘソナイトhessoniteは黄褐色から赤褐色を示す。…
【ザクロ石(柘榴石)】より
…重要な造岩鉱物の一つであり,立方晶系に属し,化学組成はRII3RIII2Si3O12(ここでRIIはCa,Mg,Fe2+,Mn,RIIIはAl,Fe3+,Crなど)で表されるザクロ石族に属する一群の鉱物の総称である。端成分はパイロープMg3Al2Si3O12,アルマンディンalmandine Fe3Al2Si3O12,スペサルティンspessartine Mn3Al2Si3O12,グロッシュラーgrossular Ca3Al2Si3O12,アンドラダイトandradite Ca3Fe2Si3O12,ウバロバイトuvarovite Ca3Cr2Si3O12,ノーリンジャイトknorringite Mg3Cr2Si3O12とSiの一部を4(OH)が置換したハイドログロッシュラーhydrogrossular Ca3Al2Si2O8(SiO4)1~m(OH)4mである。またTiの多いアンドラダイトはメラナイトmelaniteと呼ばれている。…
※「グロッシュラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」