世界大百科事典(旧版)内のゲジェコンドゥの言及
【イスタンブール】より
…現在,この町はアジアとヨーロッパへの鉄道・航路の起点であり,トプカプ宮殿などイスラム文化のなごりをとどめ,カパル・チャルシュKapalı Çarşı(大バーザール)の喧騒につつまれた旧市街と,ギリシア正教会,アルメニア教会,カトリック教会や近代的なホテルの立ち並ぶ新市街とに分かれ,両地区はガラタ橋によって結ばれ,新市街はさらに,ボスポラス海峡大橋によってアジアと連結されている。今日この町は急激な都市化のさなかにあり,テオドシウス城壁の外側には,ゲジェコンドゥgecekonduとよばれる一夜建ての簡易住宅街が広がりつつある。【永田 雄三】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」