コーザ・ノストラ(読み)こーざのすとら

世界大百科事典(旧版)内のコーザ・ノストラの言及

【マフィア】より

…マフィアはこうした活動のネットワークを通して〈権威〉を確立し,そのボスは地域社会において〈尊敬されるべき人〉の評判を得て,公私の紛争の調停的役割を演ずるようになる。ちなみにマフィアのメンバーは自分たちを〈名誉を重んずる人uomini d’ onore〉と名づけ,マフィア自体については〈コーザ・ノストラCosa Nostra(我らがこと)〉と呼んでいる。 これまで,マフィアには〈オメルタomerta(沈黙の慣行)〉の掟があり,マフィアのメンバーは絶対に自供をせず,また犯罪の目撃者も報復を恐れて決して証言しないと考えられてきた。…

※「コーザ・ノストラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」