コール・手形市場(読み)こーるてがたしじょう

世界大百科事典(旧版)内のコール・手形市場の言及

【手形売買市場】より

…しかし手形売買市場も,市場参加者が金融機関中心であり,また必ず短資会社に需給双方の注文が集まる形で取引が行われ,さらにおもな資金の需要者(売手)が都市銀行,一方,供給者(買手)が都市銀行以外の金融機関である,などコール市場と共通の性格を有しており,日本の手形売買市場はコール市場の延長ないし変形といった側面も強い。このため,両者を一括してコール・手形市場と呼ぶことも多い。もっとも,手形売買市場は,第2次大戦後何度か日本銀行によりその育成策が講じられながら長続きしなかったあと,1971年5月にそれまでコール市場で取引されていたやや中期的な取引(月越もの)を取り込む形で創設された市場で,その歴史は比較的浅い。…

※「コール・手形市場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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