世界大百科事典(旧版)内のゴルドンの黒色腫の言及
【癌】より
…F1をソードテールに戻し交配すると,さらに早期に悪性度の強い黒色腫が発生する(図4)。ゴルドンA.Gordonが1930年代によく研究したので〈ゴルドンの黒色腫〉と呼ばれるこの腫瘍の発現は,腫瘍遺伝子と,その発現を抑える抑制遺伝子があり,そのバランスのくずれた状態を考えるとよく理解される。 ヒトでも,腫瘍発生を伴う遺伝病が200種類くらい知られている。…
※「ゴルドンの黒色腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」