サン・カルロ・アレ・クアトロ・フォンターネ聖堂(読み)さんかるろあれくあとろふぉんたーねせいどう

世界大百科事典(旧版)内のサン・カルロ・アレ・クアトロ・フォンターネ聖堂の言及

【ボロミーニ】より

ベルニーニと並んでイタリア・バロック盛期を代表する大建築家。ベルニーニと彼は,その生涯,気質から作品の傾向にいたるまでまったく対照的であり,互いに相手を快く思わない同世代のライバルであった。彫刻家でもあるベルニーニはたくみに光をあやつり,その豪奢(ごうしや)な空間に建築,絵画,彫刻を統合したが,ボロミーニは純粋な空間の形態そのものの追求へと向かい,のちにアルプス北方の諸国に大きな影響を与えることになるバロックの新しい形態言語を生み出した。…

※「サン・カルロ・アレ・クアトロ・フォンターネ聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android