世界大百科事典(旧版)内のザクロ石レルゾライトの言及
【カンラン岩(橄欖岩)】より
…これは大規模な構造運動に伴って,上部マントルの一部が地殻上部に現れたものである。それらのうち,ザクロ石レルゾライトは上部マントルカンラン岩層の最も深い部分のもの,スピネルレルゾライトはその次,斜長石レルゾライトは最も浅い部分のものである。そのためザクロ石レルゾライトの産出はきわめてまれで,西アルプス,ボヘミア,ノルウェーなど10ヵ所くらいで見つかっているにすぎない。…
※「ザクロ石レルゾライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」