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シナプス小胞 シナプスしょうほう

大辞林 第三版の解説

シナプスしょうほう【シナプス小胞】

シナプスの前部の末端に存在する、アセチルコリンなどの神経伝達物質を含む細胞膜で包まれた小球。神経の刺激が伝わると、神経伝達物質を分泌することにより次の神経細胞に刺激を伝達する。

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世界大百科事典内のシナプス小胞の言及

【シナプス】より

…ニューロンとニューロンの接触部をいう。この部分には,約150~200Åのシナプス間隙synaptic cleftがあり,また,ニューロン内のシナプス前部にはシナプス小胞synaptic vesicleという構造がある。小胞中には化学伝達物質(神経伝達物質)が含まれていると考えられ,神経インパルスが終末部に到達すると化学伝達物質が放出され,これがシナプス後膜へと拡散し,この部分に含まれる受容体receptorと結合し,そこでの化学的開閉チャンネルを開き,それによってイオンが通過し,シナプス電位を発生する。…

【神経系】より

…哺乳類のシナプスは通常,化学シナプスであり,興奮伝達は化学物質(化学伝達物質chemical transmitter)を介して行われる。化学シナプスのシナプス前要素,すなわち軸索終末には化学伝達物質を含むシナプス小胞synaptic vesicle(直径30~60nm)が集合しており,軸索終末の細胞膜は次のニューロンの樹状突起ないし細胞体の細胞膜と幅20~30nmの間隙(かんげき)(シナプス間隙synaptic cleft∥synaptic gap)をもって相対している。ニューロンの興奮にともなって軸索終末にインパルスが到達すると,シナプス小胞に含まれているノルアドレナリンやアセチルコリン,γ‐アミノ酪酸gamma aminobutyric acid(略してGABA)などの伝達物質が分泌される。…

※「シナプス小胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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