世界大百科事典(旧版)内のジャンドゥンの言及
【チベット族】より
… チベット音楽にはラマ教の儀礼の音楽がある。使用楽器も豊富で,1対の2m余の長いラッパ(ジャンドゥンあるいは,ドゥンチェン,ラグドゥン),人骨でできたカンリン(縦笛),ギャリン(オーボエ系の縦笛)などのほか,両面太鼓,振鼓,銅鑼(どら),シンバル,鈴などが使用され,チベット固有の音楽とともに,中国(漢族),モンゴル,インドなどの音楽的交流の影響を楽器はじめ音楽の諸要素のなかに見いだすことができる。解放後の歌舞団の発展はめざましく,ヨーロッパ音楽やバレエの影響が強く現れるのも特徴の一つである。…
※「ジャンドゥン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」