世界大百科事典(旧版)内のジルコニア質煉瓦の言及
【耐火煉瓦】より
…シャモットを粉砕し,粒度調整したものに結合剤として生の耐火粘土と水を加えて成形し,1300~1400℃で焼成して製造する。 ジルコニア質煉瓦zirconia brickジルコニアZrO2を主成分とする酸性耐火煉瓦。熱伝導率が小さく,高温で電気伝導性が大きく,溶融金属にぬれにくく,熱間強度が大きいなどの特徴をもち,また,ジルコニアの融点が2710℃と高く,製鋼連続鋳造用ノズル,石油化学用,ガラス窯,高温窯炉などに活用されている。…
※「ジルコニア質煉瓦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」