ストレプトキナーゼ(読み)すとれぷときなーぜ

世界大百科事典(旧版)内のストレプトキナーゼの言及

【酵素剤】より


[その他の酵素剤]
 ヒト尿から抽出されるウロキナーゼ(血液凝固機構によって析出凝固したフィブリンすなわち繊維素を溶解する作用をもつ繊溶系の活性化酵素)は,血栓性の疾患に対して血栓の溶解を期待する治療剤として静脈内に注射される。また溶血性連鎖球菌の1種が産生するストレプトキナーゼもまた同様に使用される。ただし,ストレプトキナーゼは厳密には酵素ではなく,不活性型の繊溶系活性化酵素を活性化する物質である。…

※「ストレプトキナーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」