ズープラクシスコープ(読み)ずーぷらくしすこーぷ

世界大百科事典(旧版)内のズープラクシスコープの言及

【マイブリッジ】より

…また72年,リランド・スタンフォード(元カリフォルニア州知事)の要請で,馬が走るとき4本の足が地上を離れるか否かという動物の運動についての論争に決着をつけるため,特別な感光板と露光装置をつくり高速度瞬間撮影に成功,4本の足が地上を離れることを証明した。80年には〈ズープラクシスコープzoopraxiscope〉(〈動物の動きを見る装置〉の意味)を開発し,人間や動物のあらゆる動きの連続撮影に成功した。これは単に動作の分析にとどまらず,動作そのものを再現したという点において,映画への発展を胚胎するものとして大変重要である。…

※「ズープラクシスコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android