世界大百科事典(旧版)内のセル・ポリクレステの言及
【ロッシェル塩】より
…ロッシェル塩は1655年ころ,フランスの港町ラ・ロシェルの薬剤師セニエットÉlie Seignette(1632‐98)によって初めて調製された。当時利尿剤,緩下剤として広く用いられていた酒石(L‐酒石酸水素カリウム)より水に対する溶解度が大きかったため,〈セル・ポリクレステ(長所に富んだ塩)〉という名称で販売されると直ちに広く普及した。ロッシェル塩,あるいはセニエット塩の名が用いられたのは後のことである。…
※「セル・ポリクレステ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」