ゼバルドゥス(読み)ぜばるどぅす

世界大百科事典(旧版)内のゼバルドゥスの言及

【守護聖人】より

… 都市も成立当初においては市と結びついた祭礼の場であることが多く,そこから人々の崇拝の対象となった聖人の伝説と結びつく例がみられる。たとえばデンマーク王子として11世紀に生まれたとされるゼバルドゥスSebaldus(祝日8月19日)が富と地位をすて隠者としてニュルンベルク近くの森のなかに暮らし,多くの奇跡を行ったために多数の信者が集まり,ニュルンベルクは巡礼の地として発展したという。ゼバルドゥスがこうしてニュルンベルクの守護聖人とされるのであるが,それもあとになってつくられた伝説であった。…

【ニュルンベルク】より

…商業の中心地でもある。 ペグニッツ川北側の城の下にゼバルドゥス教会を中心として成立した旧市街と,南側に12世紀以降成立したローレンツ教会を中心とする新市街とからなりたっていたが,1323年に一つの市壁で囲まれた町となった。第2次大戦中に大きな被害を受けたが,現在では修復され,城や市門,市壁が昔の姿で残っている。…

※「ゼバルドゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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