ゾーエトロープ(読み)ぞーえとろーぷ

世界大百科事典(旧版)内のゾーエトロープの言及

【映画】より


【映画ということばをめぐって】
 映画の前身である〈回転のぞき絵〉の一つ,ゾーエトロープがイギリスで1830年代に発明され,60年代に科学玩具として欧米で売り出されたときの宣伝文句が〈Spin the drum to see the picture move(円筒を回転させると絵が動いて見えます)〉であった。ここから〈動く絵〉を意味する〈ムービング・ピクチャーmoving picture〉,あるいは〈モーション・ピクチャーmotion picture〉という呼称が生まれ,やがて映画を意味することばになったといわれる。…

※「ゾーエトロープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む