タイプ法(読み)たいぷほう

世界大百科事典(旧版)内のタイプ法の言及

【タイプ標本】より

…種よりも大きい分類群には,それより低い階級の分類の一つをタイプと決めて判定する。これをタイプ法type methodといい,命名規約で採用されている手順である。 タイプ標本(模式系列)のうち,公刊された論文で命名者が指定した唯一の標本を正基準標本(動物では完模式標本)holotype,それ以外のものを植物では副基準標本isotype(正基準標本と同一のフィールド・ナンバーを付していることが多い),動物では副模式標本paratypeという。…

※「タイプ法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」