世界大百科事典(旧版)内のタミタムの言及
【タムタム】より
…18世紀末に東アジアの大型の銅鑼(どら)がヨーロッパの管弦楽の中に取り入れられた際につけられた名称。本来は楽器の名称に多い擬声語で,南インドの大型の枠型太鼓の名称タミタムtammittam(マラヤーラム語)をはじめ,アフリカの木製打楽器,アメリカ・インディアンの太鼓,ニューギニアの竹胴の太鼓など広範囲の打楽器に類似の名称がつけられている。ヨーロッパでは特に音高の定められていない大型の銅鑼にこの名称が用いられる。…
※「タミタム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」