タングステン線(読み)たんぐすてんせん

世界大百科事典(旧版)内のタングステン線の言及

【高融点金属材料】より

…融点が高いことから製造は難しいが,加工できる材料の製造法と加工法の開発によって,これらの材料の利用が拡大してきた。 20世紀の初めにアメリカのクーリッジWilliam David Coolidge(1873‐1975)がタングステン線の製造に成功し,これが電球のフィラメントに応用されて照明に革命をもたらした。融点が高く溶解が難しいので,タングステンの粉末を固め,高温の水素雰囲気中で焼結し,細い線に加工できる材料の製造に成功した。…

※「タングステン線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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