世界大百科事典(旧版)内のタンデム質量分析計の言及
【質量分析法】より
…小型で高感度・高速走査というユニークな特性のため急激に普及し,現在では磁場型のものを凌駕(りようが)するまでになっている。今後の主流は,2台の質量分析計(MSと略記)を直列に結合したタンデム質量分析計(MS‐MS)に移ってこよう。 質量分析器の主要部は,測定または分析すべき試料をイオン化しそれを加速するイオン源部と,それらイオンをその質量に従って分離分析する分析場と,分離されたイオンを検出測定する検出部との3部分から構成されている。…
※「タンデム質量分析計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」