世界大百科事典(旧版)内のターニングセンターの言及
【マシニングセンター】より
… 数値制御工作機械がアメリカのマサチューセッツ工科大学で初めて開発されたのが1952年であり,その後工作機械の数値制御(NC)化が進む中で,アメリカで自動工具交換装置付きの工作機械が開発され,これに対してマシニングセンターの名称が与えられた。ただし,マシニングセンターではいわゆる軸物の旋削加工が行えないため,数値制御旋盤にフライス盤の機能の一部を組み入れたターニングセンターと呼ばれる工作機械がその後開発されてきた。80年代に入るとロボットの急速な発達により,ロボット搬送車や,ロボットとマシニングセンターやターニングセンターなどを組み合わせたフレキシブル生産システムが作られ,ますます多種中量から小量生産の省力化に役だってきている。…
※「ターニングセンター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」