世界大百科事典(旧版)内のダイヤフラム形空気ばねの言及
【空気ばね】より
…圧縮空気を伸縮自在の容器に入れたもので,容器としてちょうちん形のベローズを用いるベローズ形と,円筒形の内筒とふたに相当する外筒の間を,ゴム膜(ダイヤフラムという)でつないだダイヤフラム形とに大別される。図に示したのは鉄道車両用のダイヤフラム形空気ばねで,薄いゴム膜で作られたダイヤフラムと,外筒および内筒で構成される空気タンクとからなり,その間にオリフィス(絞孔)を設けて振動減衰力をもたせる。ダイヤフラムが上下,左右に変形し振動を吸収する。…
※「ダイヤフラム形空気ばね」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」