世界大百科事典(旧版)内のダッタンソバの言及
【ソバ(蕎麦)】より
…またソバはみつ源植物としても重要である。 栽培種は本種のほかに,耐冷性のダッタンソバF.tataricum Gaertn.(ニガソバともいう),多年生のシャクチリソバF.cymosum Meisn.(シュッコンソバともいう)などがあるが,日本では作物としては栽培されていない。【星川 清親】
【日本のそば】
日本で古くソバを曾波牟岐(そばむぎ),久呂無木(くろむぎ)と呼んだのは,ソバの実が稜角で果皮が黒褐色のためである。…
【タデ(蓼)】より
…特異な科であるが,ヒユ科やアカザ科,それにナデシコ科に類縁があると考えられている。 種子はデンプン質の胚乳を有し,ソバやダッタンソバのように穀物的に利用されるものがあり,栽培もされる。有毒なものはあまりなく,若芽や葉が食用になるものも多い。…
※「ダッタンソバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」