世界大百科事典(旧版)内のチクシャの言及
【サトウキビ(砂糖黍)】より
…企業的なプランテーションで大規模栽培されているのも,そのような交雑によって育成された品種群である。しかし,1609年に,中国福建省から奄美大島に初めて渡来したサトウキビは,やや細い茎で繊維も多いチクシャ(竹蔗)S.sinense Roxb.と中国で呼ばれる型のもので,この種はインドから中国大陸南部で古くから栽培されていたものである。明治時代台湾を領有した日本は,台湾製糖会社を設立して,台湾でのカンショ栽培を企業化して,国内の砂糖の需要に応じた。…
※「チクシャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」