世界大百科事典(旧版)内のチルキャット族の言及
【部族美術】より
…部族美術はこれまで〈未開美術(プリミティブ・アート)〉とも呼ばれてきたが,〈未開〉という語に事実の裏づけがなく,定義があいまいであるため,最近ではこの名称が用いられる。しかし部族美術は一つの現象をさすわけではなく,互いに異なる多種多様な様式と性格を有している。本項ではアフリカ,オセアニア,北アメリカの部族美術について述べる。
[アフリカ]
中部アフリカのナイジェリアでは前500‐後200年にノク文化が興り,単純かつ明快なテラコッタ製の人物像がつくられた。…
※「チルキャット族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」