ツィンマーワルト(読み)つぃんまーわると

世界大百科事典(旧版)内のツィンマーワルトの言及

【第1次世界大戦】より

…けれども,第二インターの衣鉢を継ぐ戦時中の社会主義者の運動は注目に値する。15年9月5日から8日にかけてスイスのツィンマーワルトで開かれた国際社会主義者会議では,第二インターの再建をめざす穏健派が多数を占め,レーニンらの革命路線は排除されたが,大戦の帝国主義的性格が明らかにされ,第二インター指導部の戦争協力の態度を非難する点では穏健・革命両派のあいだで見解が一致した。ついで16年4月24日から30日にかけて同じスイスのキーンタールで開かれた第2回目の会議では,戦況の行詰りを反映し,革命派の勢力が増大した。…

※「ツィンマーワルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android