ツォウ族(読み)つぉうぞく

世界大百科事典(旧版)内のツォウ族の言及

【高山族】より

…ただし,これは村長というよりは官庁側と住民側との仲介者だとみなすのが適切である。ところで(ツォウ族南西の飛地に早くから分出し,ほとんど絶滅した1部族を除き)ブヌン族は5部族で人口は約1万8000(1931),部族の平均人口はアタヤル族よりもずっと多い。ブヌン族の分布圏のうち,その北西部が彼等の古い居住地域であるが,そのうちでの南部・中南部・中部を本拠とする3部族からの分出移民が互いに針路を異にしながら中央山脈を突破して東南に進み,さらに南部・中南部の2部族系統ははるかに南進してルカイ族と隣接する地域にまで,ここかしこに小部落を営むようになった。…

※「ツォウ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android