世界大百科事典(旧版)内のテラントロプス・カペンシスの言及
【テラントロプス】より
…南アフリカのヨハネスバーグに近いスワルトクランスSwartkransの洞窟で,1949年にJ.T.ロビンソンが発見したSK15という下顎骨の化石で代表される化石人類。同じ洞窟からは猿人の化石が多数発見されたが,それらに比べて下顎枝が低く,下顎体の上下縁が平行で,歯が小さいなど,原人の下顎骨に類似するため,猿人とは区別してテラントロプス・カペンシスT. capensisの学名が与えられた。現在では原人Homo erectusに属することが一般に認められている。…
※「テラントロプス・カペンシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」