ディダクス(読み)でぃだくす

世界大百科事典(旧版)内のディダクスの言及

【ドミニクス】より

…スペイン,カスティリャの貴族の家に生まれ,パレンシアの司教座教会学院で学び,1199年ころオスマ司教座教会の修道参事会会員になった。オスマ司教ディダクスDidacusに従いローマへ赴いた際,南フランスに広がっていたカタリ派(アルビジョア派)の精神と運動に接触して彼らの教化を志し,みずから福音の中のキリストの清貧に従って信仰真理の巡回説教者となった。1215年初めトゥールーズに福音の説教者教育養成所を設立し,新修道会を計画したが,これはついに16年12月22日教皇ホノリウス3世Honorius III(在位1216‐27)から認可を得た。…

※「ディダクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」