世界大百科事典(旧版)内のディークマン反応の言及
【クライゼン縮合】より
…このような分子内反応は,とくにディークマンDieckmann反応と名づけられ,アジピン酸エステルより2‐カルボエトキシシクロペンタノン合成は有名である。クライゼンエステル縮合は1880年に見いだされたが,ディークマン反応はその後14年を経た94年に報告された。クライゼン縮合はケトンとエステルの間でも起こり,β‐ジケトンが得られる。…
※「ディークマン反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」