世界大百科事典(旧版)内のディー電極の言及
【サイクロトロン】より
…円形のビーム軌道面に垂直に一様静磁場をつくる電磁石,その中心におかれるイオン源,円を二分する形の加速間隙(かんげき)をもつ高周波電極(通称,ディー)などで構成される(図)。イオン源からディー電極で引き出された荷電粒子は磁場中で円運動をする。粒子の質量m,電荷q,磁束密度Bのとき,円運動の角周波数(角振動数)はωc=qB/mである(MKSA単位系)。…
※「ディー電極」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」