デルンブルク,H.(読み)でるんぶるく

世界大百科事典(旧版)内のデルンブルク,H.の言及

【パンデクテン】より

…こうして歴史法学はパンデクテン法学へと発展し,いっさいの法命題を法規(ローマ法源)から演繹するための法律構成juristische Konstruktionの技術を高度に発達させた(このため概念法学と評されることにもなった)。パンデクテン法学の代表者は,ファンゲロウKarl Adolf von Vangerow(1808‐70),デルンブルクHeinrich Dernburg(1829‐1907)らであるが,とくに重要なのはウィントシャイトである。その《パンデクテン法教科書》3巻(1862‐70)は当時の法学と法実務にとって標準的な意義を獲得し,ドイツ民法典の起草にも強い影響を与えた(同法典は全体としてパンデクテン法学の所産とみられる)。…

※「デルンブルク,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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