デーバダーシー(読み)でーばだーしー

世界大百科事典(旧版)内のデーバダーシーの言及

【バーラタ・ナティヤム】より

…踊手が1人でいろいろの役を演じ踊る形式をいい,現在タミル・ナードゥ州南東部,とくにマドラス市を中心に行われている。デーバダーシーdevadāsī(神の召使)と呼ばれる,ヒンドゥー教の寺院に所属する女性によって伝承されてきたが,封建制度の発達につれ,君主や土侯の宮廷でも踊られるようになった。しかし,デーバダーシーがついには遊女のようなものになってしまい,舞踊は衰退した。…

※「デーバダーシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android