トジュ(読み)とじゅ

世界大百科事典(旧版)内のトジュの言及

【朝鮮】より

…引越しのときに最初に移すのがチョワンであり,近所の人々がマッチやろうそくをもってあいさつに行くのは,火による浄(きよ)めの意味がある。チャンドクテのそばには宅地神である基主(トジュt’ŏju。穀物を入れた壺にワラをかぶせる)や財運の神のオプŏp(蛇と考えられる)がまつられる。…

【屋敷神】より

氏神【直江 広治】
[朝鮮]
 朝鮮語では屋敷(垈地。〈チプト〉という)の守護神は一般にトジュ(基主)やオプと呼ばれ,キムチや調味料などの甕を安置するチャンドクテという壇や裏庭の隅に小さな甕に穀類を納めてまつり,上を藁づとでおおった型式が多い。特定の祭日は定めずに,10月の吉日を選んで行う家庭内の平安を祈願する安宅・告祀の際には供物を捧げる。…

※「トジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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