ドゥロウェルヌム(読み)どぅろうぇるぬむ

世界大百科事典(旧版)内のドゥロウェルヌムの言及

【カンタベリー】より

カンタベリー大聖堂があり,アングリカン・チャーチの中心地で,カンタベリー大主教は〈全イングランドの首席主教Primate of All England〉である。ローマ時代は〈川の町〉を意味するケルト系の名称ドゥロウェルヌムDurovernumとよばれたが,サクソン人はこれを〈ケント人の町〉カントワラブルフCantwaraburhと名付け,七王国時代の560年ころケント王国の首都とした。キリスト教布教のために教皇グレゴリウス1世が597年に派遣した修道士アウグスティヌスら一行は,王の許可を得てこの地にベネディクト派修道院を建立し,さらに司教に叙任されてのちクライストチャーチChristchurchとよばれる最初の司教座聖堂(大聖堂)を設立した。…

※「ドゥロウェルヌム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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