ドノモア憲法(読み)どのもあけんぽう

世界大百科事典(旧版)内のドノモア憲法の言及

【スリランカ】より

…第1次世界大戦以降,インド各地で高まりつつあった民族運動やイギリスの労働運動の影響下に,これらの英語教育を受けた中産階級を主体に,民族の自決や仏教の復興を目ざす運動がしだいに高まっていった。1931年のドノモア憲法Donoughmore Constitutionによって,普通選挙に基づく国家評議会が設置され,外交,財政,治安を除く一定の範囲で,島民の自治が認められた。そして,第2次世界大戦後,インド,パキスタン,ビルマなどの民族運動にも助けられ,イギリス連邦内の自治領として1948年2月4日に独立した。…

※「ドノモア憲法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android