世界大百科事典(旧版)内のナショナル・コミッションの言及
【アメリカ大リーグ】より
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[コミッショナー制度]
1901年にアメリカン・リーグが正式に大リーグとして誕生して以来,ナショナル・リーグとの間に対立が続いた。こうした対立を抑え,両リーグの間に対等の資格・権利を保持する機関として03年にナショナル・コミッションが誕生,委員長と両リーグ会長の3人で運営に当たった。20年,初代委員長オーガスト・ハーマン(レッズのオーナー)の辞任に伴い,その前年の大がかりな八百長事件(ブラックソックス事件)で失墜した大リーグへの信頼を回復するねらいもあって,連邦裁判所判事ケニス・M.ランディス(1866-1944)を委員長に迎え,彼を野球界で絶対の権力をもつ初代コミッショナーとした。…
※「ナショナル・コミッション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」