世界大百科事典(旧版)内のナフトール ASの言及
【アゾイック染料】より
…まず下漬剤(2‐ヒドロキシ‐3‐ナフトエ酸,およびそのアリールアミド誘導体)のアルカリ溶液に繊維を浸して吸収させたのち,顕色剤(適当な芳香族第一アミンのジアゾ溶液)に入れて繊維上で不溶性のアゾ色素を生成させる。上記アリールアミド誘導体は一般にナフトールASといわれる。下漬剤と顕色剤の組合せで色は黄みがかった赤から青まで得られるが,一般には赤系が多い。…
※「ナフトール AS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」