世界大百科事典(旧版)内のノールローク,R.の言及
【グリーグ】より
…帰国後,故郷ベルゲンでピアニスト,作曲家として活躍を始めた。64年ノルウェーの作曲家ノールロークRikard Nordraak(1842‐66)との出会いは,彼に転機を与え,それまでのドイツやデンマークのロマン主義的傾向から離れて,ノルウェー国民主義的様式へと向かう。66年クリスティアニア(現,オスロ)に居を据え,指揮者として国内,国外で活躍,71年に音楽協会を設立,音楽振興に努め,74年政府から終身年金を受けることになった。…
※「ノールローク,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」