世界大百科事典(旧版)内のハドゥブラントの言及
【ヒルデブラントの歌】より
…68行の断片からなる。東ゴート王テオドリックの老臣ヒルデブラントは,30年の亡命の後故国に帰ろうとして,オドアケル王の国境を守る息子ハドゥブラントHadubrandに出会うが,息子はヒルデブラントを父とは信じず,ついに父子は一騎打ちを始める。断片はここで終わるが,古北欧のエッダにある《ヒルデブラントの死の歌》によれば,父が子を倒す結果が推測される。…
※「ハドゥブラント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」