ハブリー,J.(読み)はぶりー

世界大百科事典(旧版)内のハブリー,J.の言及

【アニメーション映画】より

…この傾向はついにディズニー作品(《ドナルド・ダック》シリーズなど)さえもまき込んで50年代まで続く。 ディズニー・プロに反旗をひるがえして独立したスティーブン・ボサストウ,ジョン・ハブリー,ロバート・キャノン,アーネスト・ピントフらが,彼らのプロダクションUPAを結成したのも第2次大戦中である。ディズニーが完成した〈フル・アニメ〉に対し,意識的に動画数を省略した〈リミテッド・アニメ〉と呼ばれる技法によるロバート・キャノンの《ジェラルド・マクボインボイン》(1951‐56),グラフィック・アートの中に詩情を漂わせたジョン・ハブリーの《ムーンバード》(1958)などの作品によって,従来のアニメとは異なる質のデッサンと動きを開発することに成功した。…

※「ハブリー,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」