ハーディ,T.(労働運動家)(読み)はーでぃ

世界大百科事典内のハーディ,T.(労働運動家)の言及

【ロンドン通信協会】より

…18世紀のイギリスではようやく1760年代ころから議会改革の気運が高まりつつあったが,フランス革命の勃発に刺激され,また,トマス・ペイン著《人間の権利》(1791‐92)に啓発されて,91年以降自然権としての普通選挙権の獲得を目ざす下層商工業者・労働者の結社が各地に樹立された。その最も代表的なものがロンドン通信協会で,同協会は92年1月靴職人トマス・ハーディら10名たらずの有志によって発足したが,たちまち組織を拡大し,国内諸都市の改革団体やフランス国民公会とも連携を保ちつつ,民衆の自己啓発・情報交換,さらには議会外改革運動の全国規模への組織化を実践した。運動は94年と95年に大きな高まりを見せたが,小ピット政権のきびしい弾圧をこうむり,とくに団結禁止法の制定(1799)によって致命的打撃を受けた。…

※「ハーディ,T.(労働運動家)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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