バイヨ,P.(読み)ばいよ

世界大百科事典(旧版)内のバイヨ,P.の言及

【バイオリン】より

…やや内側に反ったトゥルトの近代式の弓は,強弱の幅広い変化を容易にし,大編成の管弦楽に対抗しうる豊かな音量や,高度な弓使いの技巧を可能にしたのである。トゥルトの弓を導入したビオッティの近代的奏法は,その弟子バイヨPierre Baillot(1771‐1842)やクロイツァーRodolphe Kreutzer(1766‐1831),ロードPierre Rode(1774‐1830)らに受け継がれ,19~20世紀のバイオリン演奏に影響を与えた。 19世紀に入ると,イタリアではオペラの隆盛に伴ってバイオリンの衰退が始まった。…

※「バイヨ,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android