バーキャ(読み)ばーきゃ

世界大百科事典(旧版)内のバーキャの言及

【インド天文学】より

…前者が惑星の見・伏・留・逆行などの位置を関数的に表現しようとしたのに対し,後者は天体の運動を幾何学的モデルによって表現することに努力をはらった。インドではバビロニアの天文学は十分理解されず,主流になることもなかったが,興味深いことに,20世紀はじめまで南インドに伝えられていた〈バーキャ〉と呼ばれる一種の月の位置表はバビロニア天文学の理論と数値をそのまま踏襲している。499年にアールヤバタが著した《アールヤバティーヤ》によって数世紀にわたるギリシア天文学の吸収とインド化の時代は終わり,インド内部での独自の歴史が始まる。…

※「バーキャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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