世界大百科事典(旧版)内のバークラー・ナンガル計画の言及
【サトレジ[川]】より
…インド,パキスタンの分離独立により,後者の取水口と受益地域は分断され,両国間の水利紛争の主因となった。1960年のインダス川水利条約により,この川の水利権はインドに属し,インドはその全面的利用のためバークラー・ナンガル計画を推進している。【応地 利明】。…
【バークラー・ダム】より
…ダムは高さ226m,幅518mで,背後に貯水量78億m3のゴービンド湖を抱く。ナンガルなどにおける副次ダム,発電所,化学肥料・重水工場などと一体をなしており,バークラー・ナンガル計画と呼ばれる。この計画では,洪水防止のほか,水力発電(出力120万kW),灌漑(用水路総延長4500km,受益耕地面積237万ha)を目ざす。…
※「バークラー・ナンガル計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」