パニック演劇(読み)ぱにっくえんげき

世界大百科事典(旧版)内のパニック演劇の言及

【アラバル】より

…1958年,短い戯曲集《戦場のピクニック》《ファンドとリス》などを刊行するが,上演は10年後を待たなければならなかった。65年以後は,アルトーやジュネの影響の下に〈パニック演劇〉を創立。南米出身の演劇人サバリV.ガルシアなどと協力して《迷路》《建築家とアッシリア皇帝》《自動車の墓場》(以上1967初演)など,グロテスクなバロック的儀式が観客を巻きこむ衝撃的舞台を創り出した。…

※「パニック演劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android