世界大百科事典(旧版)内のパリティ検査の言及
【記憶装置】より
…
【高信頼化技術】
半導体にα線やγ線が当たると記憶内容に1ビットの誤りが生じることがあり,そのほかにも誤りを発生させる事象がある。このような可能性は非常に低いが,低価格のパソコンを除いては,主記憶装置などにおいてさらに信頼性を高める(フォールトトレラントにする)ために,誤りをパリティ検査によって検出したり,誤り訂正符号(ECC)を使用して訂正したりしている。また,CD-ROMなどにおいては傷や汚れによって誤りが生じる可能性が無視できないので,コンパクトディスクと同様に高度な誤り訂正符号を使って記録されている。…
【符号化】より
…ここで,各式の右辺の0は,左辺の和が偶数,すなわち,左辺に含まれる記号1の個数が偶数であることを意味する。この条件をパリティ検査という。たとえば,情報語が(0,1,1,0)であるときは,u5=0,u6=1,u7=1であり,送信語はu=(0,1,1,0,0,1,1)となる。…
※「パリティ検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」