パンクラティオン(読み)ぱんくらてぃおん

世界大百科事典(旧版)内のパンクラティオンの言及

【オリンピック】より

…第14回(前724)から走路1往復の競走,第18回(前708)からレスリングと五種競技(走幅跳び,やり投げ,短距離競走,円盤投げ,レスリング)としだいに競技種目が増え,会期が5日間になった最盛期には13種目になった。オリュンピア競技で行われた競技は,短距離,中距離(1往復),長距離(3~12往復)の各競走,五種競技,レスリング,ボクシング,パンクラティオン(ボクシングとレスリングを兼ねた格闘競技),武装競走,らっぱ手競走,伝令競走,競馬,4頭立戦車競走,2頭立戦車競走,駿馬4頭立戦車競走,駿馬2頭立戦車競走,2頭立ラバ戦車競走,牝馬競馬,牝駿馬競走,駿馬10頭立戦車競走の19種目。第37回(前632)から少年競技として,競走,レスリング,ボクシング,パンクラティオン,五種競技が行われた。…

【レスリング】より

…そして第37回大会(前632)には少年レスリング競技も正式種目として行われた。そのほかボクシングとレスリングを組み合わせたパンクラティオンpankrationもこのころに種目として誕生した。当時著名なレスラーとして名高いスパルタのヒッポステネスHippostenes,その後クロトンに生まれたミロンはいずれも6度オリンピックの勝者に輝いた。…

※「パンクラティオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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